いとしの犬ハチ

今日は前回から約一ヶ月ぶりに読み聞かせのボランティアに参加してきました。
地域の小学校の4・5・6年生の高学年で、今年度最後の読み聞かせの時間でした。
みんな合わせても30人に満たないのに、季節柄インフルエンザでお休みしている人が6人いるとか。人数を数えたら22人でした(^ ^;)

朝、小学校に到着してペアを組んだお母さんと一緒に小学校のプレイルームに入って行ったら担当の先生が黒板に、私ともう一人のお母さんの苗字の下に “○○先生” と書かれるので思わず、「私たちは先生ではなく単なる地域の住人の一人ですので先生だけはやめてください!“さん” でいいです、“さん” にしてください!」と               大慌てで訂正してもらいました (´□`;)
丁寧に扱ってくださるのは嬉しいのですが、ちょっと笑っってしまいました(^m^;) 

 今回は高学年対象なので、つらい部分もあるお話なのですが             忠犬ハチ公のお話をしました。
それが「いとしの犬ハチ」で、いもとようこさんによって絵本に描かれた感動の実話です。

 

 

忠犬ハチ公って聞いたことがありますか?とみんなに尋ねたら、殆どの子が「聞いたことある!」と頷いていました。これも世代を超えて伝えられているお話なんですね。
読みながら時々チラッチラッと子供たちのほうを見るとみんな真剣な眼差しで聞いてくれていてこちらも力が入りました。

もう一人のお母さんは、“月夜のみみずく”という高学年にピッタリの絵本でした。
お父さんと女の子が雪の森の中にみみずくを探しにいくお話ですが
詩のようなリズム感で話が流れ、雪の森の中を歩いている時の静寂感とか
みみずくに会いに行くのが目的と言うのではなく、そうなるまでの過程が大切なのだということがわかってくる内容のお話でした。

 

最後は、今年度一年間ありがとうございました、ということで子供たちみんなが書いた手紙を綴ったものを代表の子から渡されて、ありがたく受け取って終わりになりました。
福リーダーのような立場の、今回ペアを組んだお母さんがもって行ってくれたので
6人いる読み聞かせのメンバーみんなに渡るようにコピーしてくれるようです(^ー^)

終わった後、校長室へ寄ってくださいと言われ                   お茶を御馳走になりながら四方山話をして1時間!
読み聞かせをやっていただいている皆さんで分けてくださいと、お菓子の箱をいただいてお礼を言って今年度最後の読み聞かせが無事に終わりました。