いとしの犬「ハチ」

先日お筝の勉強会で行った小学校に、今日は読み聞かせで行ってきました。


5、6年生がお相手です。
6年生は先日お筝のことで顔を会わせたばかり。
『あっ、あのときの人だ!』 という顔つきでにこやかに迎えてくれました(^ー^)
こういう時ってなんかとっても嬉しいんですよね!


今日ペアを組んだお母さんは、ティラノサウルスのシリーズの
「ぼくにも そのあいをください」というお話でした。
以前他の学年で私が読んだとき、「これはいいお話だね〜」と言ってくれていました。
6年生がこれで最後ということもあり、力よりも愛が優るものであるということ、
本当の優しさというのは強さや勇気があってこそ発揮できること、
などを掴んでもらいたくて、これから中学生になる6年生への応援の意味も含めて
やっぱりこれがいい!と選んだそうです。


私は今回は、東京の渋谷駅で銅像となって今でも存在している
本当にいた犬のお話「忠犬ハチ公」が子供向けに、絵本『いとしの犬ハチ』
となって出版されているのを見つけたので、そのお話を読ませてもらいました。
このお話も黙読しながらつい涙ぐんでしまうところがあるので
何度か読み返し、克服しました (ノ_`。)


お話が終わって教室を出るときに、先生から
「どちらもいいお話でグッときました」と言われ
そう思ってもらえるお話ができてよかったです、と会釈をした後
ペアを組んだお母さんの方を何気に見たら、
「私“忠犬ハチ公”の話には弱いんだよねー」と言いながら
目からこぼれ出る涙をハンカチで何度も拭いていました。
読み聞かせ仲間のお母さんを・・・な、泣かしてしまいました (´ `;A


・・・それにしても
私が選んだお話を聞いて感動し、涙を流してくれたお母さんの気持ち
嬉しかったなぁ (´∀`)




いとしの犬 ハチ (講談社の創作絵本シリーズ)

いとしの犬 ハチ (講談社の創作絵本シリーズ)