今日は一年ぶりくらいに、ボランティアで地域の小学校へ
読み聞かせに行ってきました。
4・5・6年生対象で全員で30人くらいでしょうか(^ ^;)
低学年だったらokakiさん推薦の「おかん」という本を読みたくて
手に入れて準備していたのですが、持ち時間10分のところ
5分くらいで読み終わってしまうのと、今回は高学年の子が対象でしたので
宮西達也さんのティラノサウルスシリーズの新しいお話にしました。
それが“いちばんあいされてるのはぼく”というお話です。
食べようと思って拾ったアンキロサウルスの卵が5つ。
食べようと思っているうちに卵が割れて5匹の赤ちゃんが生まれてしまい
ティラノサウルスがアンキロサウルスのパパとなって育てるはめに・・・
親子として暫く過ごすうちに
5匹のうち1匹のアンキロサウルスの赤ちゃんが
一番可愛がられているのは他の誰でもないぼくだ、と言いだします。
子どもの目から見たらそう思ってしまうできごとがあるのですが。
でも「パパ」であるティラノサウルスにとっては、それぞれみんなが
いちばんであり、2番3番なんてなかったのです。
いろいろあって5匹のアンキロサウルスの赤ちゃんにもそのことがわかり
結局いちばんあいされているのは誰だったのか、「パパ」である
ティラノサウルスにもわかったのです。
そういう内容のお話です。
- 作者: 宮西達也
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2010/09/02
- メディア: 単行本
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宮西達也さんのお話はいつもそうですが
おとなが読んでもグッと来るお話です。
今回はあまり練習する時間がなくて、
途中自分がグッと来ないように抑えながら読むのに
ちょっと余裕がなくて、子どもたちの顔をあまり見渡すことが
できませんでしたが、真剣に聞いてくれていました。
4・5・6年生の担任の先生と校長先生が一緒に聞いておられました。
先生がいつも最後に話されるまとめの話を聞いていてわかりましたが
むしろおとなである先生方の方が感動していたようです(^m^)
次回もし低学年の担当になったら
「おかん」の他に「おとん」も揃えておいて
一緒に読みたいと思います。