夫と私と共通の友人がフライハイト合唱団に入団していまして
その友人が毎年コンサートのチケットを送ってくれます。
フライハイト合唱団は、北関東に第九を根付かせる会
として結成されたそうです。
今日の午後からコンサートが開演されるので、夫と行って来ました。
演奏が始まってしまうと撮影はNGなのでその前に
第一部では、ヘンデルのハレルヤという曲と
バーンスタインのウェストサイド物語の2曲を聴きました。
どちらも曲の出だしで、合唱団の人たちの歌声を聞いたとたんに
鳥肌が立つほど感激しました。
よくCDや映画やテレビを通して聴きますが
やっぱり生演奏の音は何とも言えなくいいですねぇ。
休憩をはさみ
第二部でベートーヴェンの交響曲第九番《合唱付き》を聴きました。
第一部の最後に第九番の解説を指揮者の先生がしてくれますが、
「毎年のことなので、20年も続けていると解説のネタも尽きてきます。」と
笑いながら仰っていました。内容はここでは割愛しますが
それでも毎年目からウロコの思いで解説を聴いています。
第九番も、とても感動しました。
オーケストラはもちろんですが 、混声合唱団の声が バーン と
前に出てきて、ここでも鳥肌が立ちました。
最後に必ずアンコールを演奏してくれますが、
プロのクラシック歌手の方がいつもワイングラスを片手に
ヴェルディの“椿姫”の中で歌われる“乾杯の歌”を 歌ってくれます。
この歌を聴かないと、第九のコンサートが終わった気がしません(^m^)
音楽は心のくすりですね。
心の中に、新鮮な気持ちの良い風が吹いてくれました。
聴きに行って本当によかった。
帰りはまだ5時前でしたけれど、もう暗くなりかかっていました。
山の向こうに燃えるような夕焼けが・・・
沈む寸前の太陽の光が雲に映っているのか、山火事のように見えていました。