玄関のタイル貼りの現場完了

先週の後半から依頼されていた新築現場の作業が
今日完了しました。
お客様がタイルを選ぶのにかなり時間がかかったので
発注もそれだけ遅くなり、届くのも今は時間がかかってしまうので
作業にかかるのも遅くなりました。
今月の27日に引っ越されるとのこと。
途中雨の降る日があったり、土建屋さんの犬走のコンクリート打ちの日があって現場に入れなかったりと、引っ越しの日に普通にタイルの上に上がってもらえるようになるだろうかと焦りました。

玄関の中と外をモルタルでタイルを貼れる下地にして、目地割をやってみて中と外の目地がズレないように計算して目地をどこに持っていくかを決めてから、今回は300mm角のタイルを貼りました。
玄関の上がり框の色と玄関の広さにマッチしていて、とても感じの良いタイルを
お客様は選ばれたと思います。                         選ぶのに時間をかけただけあるなぁと思いました。

 

ビフォー

  

 

ビフォー

  

 

タイル下地作り

   

   


とにかく人の足が頻繁に乗る辺りを、タイル貼りの最初にやって
追いかけて私が目地詰めと目地拭きをやっていきました。

  


今回主人がとても苦心して貼っていたのは、玄関の中の巾木のタイルです。

大工さんが仕上げた框の下部に見えている基礎のコンクリート部分にタイルを貼るわけですが、その基礎部分がデコボコしていたり、大工さんが仕上げた框より飛び出ていたりしていて、タイル下地を作れる状態では無かったので、仕方なくタイル部分が框より出てもみっともなくならないように、貼りっぱなしだったら見えてしまうタイルの小口にアルミのエッジを被せるように取り付けて仕上げていました。仕上がりはいつも通りに見えてましたが、こんなにやりにくい下地はなかった、普通に仕上げられるときの二倍の時間が掛かった、でも引っ越しの二日前に終わってよかった、と珍しく主人は胸をなでおろしていました (^ ^;)
やり難いところのしわ寄せは、どの現場でも仕上げの人に回ってくるものですので覚悟はしていましたが・・・。

今日はこの家に住まれるお客様のお母さんが作業の様子を見ておられて
特に下駄箱の下の所は狭くて奥が深くて、見ていてわかったのか
「狭くてやりにくいところで悪いねぇー、こんな風にやってくれるんですねぇ」と言ってくださってました。わかってもらえてありがたかったです。
下駄箱の下の巾木の時は、下地の時も仕上げも主人はずっと寝っ転がって作業をやってましたから(^m^)

   

 

玄関タイル貼り完了

  

  

  




とにかく引っ越しの二日前には終わってめでたしめでたし、でした。

車で15分ほどの現場でしたので、近いのが幸いしました。

今日の帰り、夕方家の近くで見えた富士山です。
今日は霞んでいて見えにくかったですが、最後の日だったので写真に撮ってみました。

  

 

そしてとても妙な雲も見えてました。

  

 

っで、自宅に戻ると玄関前は落ち葉でこのような状態でした(涙)