亡き叔父様・叔母様宅へ

昨年の6月に義父の弟に当たる叔父様が亡くなられ、主人の従兄弟から連絡があり主人が葬儀に出向いていました。ところがその従兄弟から届いた年賀欠礼のはがきには10月に叔母様も亡くなられていたとのこと。慌てて確認の電話をしたところコロナの影響で、自分の兄弟と甥や姪だけで葬儀は済まされたと言うことでした。

それで年が明けてから別の従兄弟夫婦と主人と私と二組でその叔父様・叔母様の仏壇にあらためてお焼香に行くことになりました。叔父様叔母様の後を取っている従兄弟夫婦にはお昼ご飯を御馳走になりながら、叔父様や叔母様の話題で懐かしく歓談させてもらって来ました。

 

昨日のことです。

朝から外に置いてある水缶の水は凍っていましたが、日中は天気がよくいつもより気温も高くとても気持ちがよかったです。ちょうどそういう日に主人とドライブがてら行って来ました。

   

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叔父様は生前お元気だった頃、長岡に住んでいた先代のおじいさん、おばあさん(自分の両親)が亡くなった後に仏壇を西東京市の御自宅にも用意して位牌も揃えて、自分たちの寝室に祀っておられたとのことでした。西東京市の主人の従兄弟は両親が4ヶ月違いで相次いで亡くなった後、仏壇をお二人の寝室からリビングに移されたとのこと。

私が仏壇の前に座っときに初めて対面したその仏壇の正面に、もちろんですが我が家と同じ家紋が刻まれていたのです。

 

我が家では義父が亡くなった後、この埼玉でお墓を建てるときに家紋を刻むのに、形はわかるけれど言い方がわからずに困り果てていたんです。

生前義父は我が家の家紋は「五つ葉柏だ」と言っていたので、その名前で探してもなかなかわからず家族みんな困り果てていたところ、偶然に息子夫婦が長岡の家にあった紋付に家紋が付いていたということをつき止めてくれて、それをお墓に刻んでもらっていました。

「どうも『五つ葉柏』という言い方ではないようなんだけどじいちゃんはそう言っていたしなぁ」と息子は言っていました。私や主人や嫁さんの頭の中も「?」のマークが付いたままでした。

 

主人の従兄弟の家でお仏壇にあったその家紋の名前を聞いたところ「丸に梶の葉」と叔母様が生前言っていた、と従兄弟の奥様が教えてくれました。それですぐにスマホで「丸に梶の葉」というキーワードで調べたらバッチリ載っていました。

「今まで本当のことがわからずに疑問符が付いたままでいました。」と従兄弟の奥様にお礼を言い、私の頭の中はやっとすっきりしました。

 

そういえば、その昔長岡藩の牧野の殿様は「柏紋」だったから義父には多少その影響もあったのかな(^ ^;)

とにもかくにも、叔父様・叔母様お二人の生前のお話やそこに集まったみんなの若かりし頃の話で盛り上がり、お昼の御馳走でお腹一杯になって埼玉の家に帰って来ました。