石塔開眼法要(せきとうかいげんほうよう)

おじいちゃんの三回忌を今月の17日に行う予定になっています。
それに間に合うようにと、今年の3月頃からお墓の算段をしており
何とかよい墓石屋さんとめぐり合うことができ
先月の17日から工事が始まり土台をコンクリートで仕上げた後
何日か養生をした後、26日に完成したとの連絡が墓石屋さんから入り
住職さんと話をして、今日開眼法要をとり行いました。

お墓ができてもそれは単なる墓石であって、それに魂が入らないと
お墓ということにはならないとのことで、生きている者たちにとっての
“新築の家”のようなものだから、お祝いをしてそこに住む
そのために石塔開眼法要をしなければならない、と住職さんに
教えていただきました。
お祝い事なので、できれば大安にということで
それもお墓ができてから都合のつくなるべく早い大安にということで
今日無事に開眼法要が終わりました。


それでお墓に刻む家紋を探すのにちょっと大変だったお話です。
我が家の家紋は“五つ葉柏”なのですが、仕事で忙しがっていた
私たちに代わって息子夫婦がいろいろ調べてくれて、今時だからと
ネットで調べても我が家の五つ葉柏らしき家紋はついぞ載っていなくて
それなら、昔の写真に家紋がついている紋付を着ている誰かの写真がないかと
長岡から持ってきたアルバムを息子と嫁さんが片っ端から調べてくれて
結局主人と私の結婚式の写真から家紋入りの紋付を主人が着ていたのがわかり
でもその写真を見ても家紋の細かい線を見分けることができなくて
時間を見つけて息子夫婦が長岡へ行き、それらしい紋付を見つけて
持ってきてくれたのです。
その紋付の家紋部分を主人がスキャナーで読んでプリントアウトして
それを墓石屋さんにファックスで送り参考にしてもらいました。
とまぁ、これで長い年月に渡って子々孫々に残っていく間違いのない家紋が
やっと確認できたわけです。我が家の家紋についてよく調べてみると
葉の大きさが5枚とも同じだったり、葉脈の数や付き方が違っていたり
茎があったり無かったり、いろいろ微妙に違うので
主人がおじいちゃんから伝え聞いていた
我が家の五つ葉柏の紋は、下の2枚の葉が小さいのが特徴だと言うのだけが
頼りでした。長岡の家は今はもう片付けられて他の人が住んでいるので
そうなる直前に何とか間に合った、ぎりぎりセーフという感じでしたので
息子夫婦には感謝感謝です☆

ちなみに息子に聞いたら、やはりお墓のところにおじいちゃん、
来ていたそうです。息子がおじいちゃんに、こんな立派なお墓を作ってくれた
墓石屋さんにちゃんとお礼を言ったほうがいいゾ、と言ったら
お前から言っておいてくれ、と返事があったそうです(^ ^;A)