昨日は

私が友人と映画を観ていた頃
主人は一人で褄の壁の下塗りを終らせていました。



壁を塗る時はモルタル作りの手伝いを
することになっていたのですが・・・(^ ^;)
ゴメンなさい、お疲れ様でした。


夜は息子が駅裏のホテルの温泉に連れて行ってくれました☆
何ヶ月ぶりかなぁ。
「疲れがだいぶ溜まってきたし、明日は休みでゆっくりできるからみんなで行こうよ」
というので、連れて行ってもらいました(^o^)v


帰りは息子が散髪を予約してたから、とその理髪店の前で降ろし
主人と二人で先に家に到着し久しぶりの温泉の余韻に浸っていました。
ところが息子が散髪を終って帰ってくるなり
今日は人助けしちゃったよ〜(´ `;)と、話し始めました。


息子が理髪店に入るところを見て帰って来たわけですが
その直後、理髪店のマスターに「お子さん、中に入れてあげたら?!」
と言われたので、まだ独身の息子は「はぁ??」と不思議に思って
窓の外を見たら、たった今まで泣いていたような悲しそうな顔で
ガラス越しに中を覗いている4歳か5歳くらいの男の子がいたそうで。
息子は身に覚えがないのでもしかしたら迷子か!?と思い
マスターに話をしてとりあえず中に入れてあげたとのこと。


夜の9時頃の予約でしたから、そんな時間に小さな子どもが
一人で道を歩いていたわけです(´ `;) 
そりゃただ事じゃぁないわけです!!


事情を聞いたら、その男の子は5歳で
きちんと話ができる子だったそうです。
夕方昼寝から覚めたらお父さんもお母さんもいなくて心配になって
探しに出て、時々家に戻ってもずっといないから
この辺におばあちゃんの家があるから、と思って来て見たけど
おばあちゃんもいなくて・・・ということだったそうで。
それであんな遅い時間に明かりが点いていたその散髪屋さんに
藁にもすがる思いで辿り着いたらしいです。


おばあちゃんの家の方が近いのならそっちに送った方がいいですね、
ということで理髪店のマスターに「お願いできますかね」と頼まれ
散髪をしてもらう前に、息子がその子のおばあちゃんの家に送っていったそうです。


正におばあちゃん家に到着! というところで
こちらもやはり必死で孫を探し回っていたらしいおばあちゃんと
バッタリ会い、一目見るなり事情を察してくれたらしく
只管お礼を言われて理髪店に戻ってきたそうです。


ところがその理髪店に、
こちらもまた泣きながら必死で我が息子を探し回っていたと思われる
その子のお母さんらしき人が、「・・・見なかったでしょうか?」
と暗い町並みの中ぽつんと明かりが点いているこの理髪店に
聞き込みに入っていたところだったようです。
そこへ息子が戻ったので、無事おばあさん宅へ送り届けた旨を説明し
電話で確認を取ってもらって、めでたしめでたし ┐(´ー`)┌


お昼寝であんまり気持ちよく寝ていたので、起こすに忍びなく
寝ている間に買い物に・・・
お母さんとお父さんの出ている時に目を覚ましたようで。
家に戻って坊やがいないのであれからずっと探し回っていたとのことです。
お母さんは涙でクシャクシャになった顔で何度もお礼を言って帰られたそうです。
あ〜〜ぁ、よかったよかった (ノ_`。)


坊やに気をつけるようにというより
お母さんが気をつけるようになるでしょうね、と理髪店のマスターが
言っていたそうです。
今頃お母さんはきっと深〜〜く反省しているに違いありません。
わかるナァ、このお母さんの気持ち (´m`;A