ウィズウェストジャパンへ

自治体で収集した空き缶、空き瓶、ペットボトルを
リサイクルできるようにな形にして、製品を作る工場へ搬出する
ということをやっている会社です。

昨日、ごみ減量を考えるグループ10人ほどで
埼玉県久喜市の清久(きよく)工場と
栃木県下野(しもつけ)市の工場へ見学に行ってきました。


見学に行って感じたことは
ペットボトルとして収集されているはずの資源ごみにプラスチック製品が
入っていたり、資源ごみの空き缶の中に中身が入ったままの缶や
スプレー缶が入っていたり、資源ごみであるはずの空き瓶の中に
油で汚れたまま洗ってないものや、プラスチックや金属製の蓋が
ついたままのものがあったりして・・・
それを仕分けして使えるものだけにするのは、最終的には結局人の手で
やらなければならなくて、大勢の人達の手がかかっていることを
思い知らされました。
それと工場の中は結構キツイ臭いがしてましたが
ひとえに空き瓶や空き缶やペットボトルを洗わないで出していることが
原因なんですね。

自分はペットボトルや空き瓶は、資源として出すものは
きれいに洗って出していますが、空き缶は時々洗わないことがありました。
昨日の見学が終わってから
空き缶も面倒がらずに必ず洗って出そうと肝に銘じました。

なるほど、と思ったこともあります。
再利用できる形に加工した後の重さと
入ってきたときの資源ごみの重さに差が生じると
『不正に捨てた、埋めた』という大きな問題が生じるため
自治体から届いた資源ごみの中で、
ここの工場でリサイクルできるものとしてどうしても分け切れないものも
勝手に処分をせずきちんと自治体にお返しするのだそうです。
そのために、
どこの自治体から入ってきたものか分けわからなくならないように
自治体から入ってきた資源ごみはその自治体ごとに
仕分けのし直しをしているのだそうです。
っで、仕分けの仕方や多く集まる資源ごみなどで
自治体の個性もわかるんですよ、と工場の人が言ってました。

幸い羽生市からのペットボトルは、きれいに洗って紙を剥がして
キャップを外して潰して、が徹底されているので
紙が付いたままのものが殆ど無くて
仕分けに一手間がかからずに済むと仰ってくれていました。


ここではペットボトルから作られる製品の展示もしてありました。
歩道ブロックや点字ブロックや擬木、他には破れ難い障子紙や
ネクタイやスカーフなども展示されていました。

たかがゴミ、されどゴミ・・・
資源ごみは資源ですね!