ゼロエミッションハウスへ

今日、朝雪がうっすらと覆っている中『ごみ減量研究グループ』の仲間と
茨城県古河市にあるゼロエミッションハウスの見学に行ってきました。
積水ハウスで管理運営している施設です。


2008年の洞爺湖サミットでメディアセンターの敷地内に建設されたもので
古河市積水ハウスのゼロエミッションセンターにそっくり移築したものだそうです。
住宅からのCO2排出オフ、建築廃棄物オフを実現する家とのこと。


CO2排出オフの家は
最先端の技術を駆使するとここまでできるのか、と思うものでした。
まだ実験的な段階で市場には出ていないものもあり研究が進められているとのことでした。
ただこれを個人的に実現させるにはコスト的にまだまだ手が届かない
というのが私の正直な感想です。


もう一つの建築廃棄物オフも興味を持って見てきました。
資源循環センターがあって、新築施工現場やリフォーム工事現場で発生する廃棄物を
ここまで運び、最大で80品目に分別して100%リサイクルしているとのこと。
案内してくれた方が何度も言ってましたが、
「ここまでにできるのは、ひとえに現場で作業をしている職人さんが最初の段階で
分別を徹底してくれるからこそできることなのです」ということでした。
そうでしょうねぇ。
現場で施工作業中忙しい中分別を徹底させるのは大変だということはよくわかります。




ウチでも解体ゴミや作業で出たゴミなど廃棄物処理業者へ持っていくまでに
自宅でかなり時間をかけて分別して持って行っているのでその大変さはよくわかります。
でも分別をきちんとするとまた資源になる率も高くなりますから、
ゴミとして廃棄する量が減るわけです。“それが地球にやさしく”に繋がるわけですね。


とにかくできることからやって行く、しかないですね。