ゴミ減量を考えるグループ

ごみの減量化について考える集まりがあったので参加してきました。
ゴミの絶対量を減らすにはどうしたらよいか、がいつも話題に出ます。
ゴミをゴミでないものにしてしまう。のがよいですね。
と当たり前のことなのですが、それが中々・・・
気合を入れないとできないことでして。


主婦レベルのところでは
前回視察に行った長野県の上田市のグループが取り組んでいる
“わくわくボックス『ぱっくん』”のやり方をいただいて
早速事務局からピートモスとモミ殻薫炭をもらって
ダンボール箱でできる生ゴミ堆肥を試してみることにしました。
もう少し気温が上がってからの方が箱の中の温度も上がって
堆肥化しやすいのでもう少し待ってからにします。
生ゴミを堆肥にしてゴミでなくしてしまいます。
そのやり方での堆肥化には不向きなものもありますが
生ゴミの量は確実に減りますね。


それと、以前から個人的に実行している人は結構いるようですが
ゴミとして収集された傘の生地部分を利用してエコバッグを作成。
傘一本でも集まれば山になるわけで、燃やせないからといって
ゴミとして埋めてしまうのでは地球に優しくないし。
ホネ部分は金属製ならば集めて業者に買い取ってもらって再利用してもらえるし。
本当に微々たることではありますが、積み重ねていって
やればやっただけのことはありそうなことに取り組もうと。
ベテランさんから型紙をいただけることになっています。


こんな風な、できることを口コミで広げていくしかないですね。



羽生市では4月から試験的に
食用油(植物性のみ)を回収するとか。(おぉ〜!)


それをバイオディーゼル燃料精製業者に購入してもらって
次にその精製された燃料を業者から購入し、市の清掃業務用車両に使う。
ということを考えているそうです。
市の財政の軽量化にもつながる良いことですね。



リサイクルの問題では、
最近リサイクルするより燃やす方が経費がかからない
だから燃やしてしまった方がよい、という話も聞きます。
しかしそれだと一方通行といいますか
資源を使ってできたものを、必要なくなったら燃やしてしまうなんて
随分と勿体無い話で、多少お金がかかってもリサイクルして
また使った方がよいのではないか・・・
そんな基本姿勢で考えていきたい、という話を聞いて
もっともな事だと納得しました。



前回長野県の上田市に視察に行った時、軌道に乗るまで15年かかったと
リーダーの方が仰ってはいましたが、上田市を大いに参考にして
市民全体のごみ減量の意識が強くなり、それが定着できるように・・・
頑張って先頭を歩いている人に協力していこうと思います。