獅子舞い

昨日長岡から主人が戻ってきました。
義父母が、前回廊下の床をリフォームの後天井の張り替えの途中で
長岡に戻ったきりで、あの後どうなったか見てみたい、とのことで
急に一緒にこちらに来ることになりました。
この猛暑の真っ只中に大丈夫か??という心配もありましたが
こちらのでの用事を済ませたらまたすぐに長岡に戻って仕事の続きをやるから
2〜3日なら、ということで主人と一緒に来たようです。
やっぱり漆喰はいいねぇ、綺麗になったねぇ、
と喜んでくれています(^ー^)


ところで昨日今日と地域のお祭りで、今日は朝から獅子舞の人とお囃子の人と
町内の役員の人たちが集まって、この地域で400年も前から続いているという、村内安全を祈願する獅子舞を、地域の四つ辻ごとで舞う行事がありました。
主人も今年役員を仰せつかっているので、獅子舞の人たちと一緒に
移動していました。
本来なら獅子舞を舞う場所には歩いて移動するらしいのですが
何しろこの猛暑です、離れた所への移動は車でした。
こういうときですからね。それくらいのことは文明の利器を使っても
バチは当たらないと思います。

近くに篠笛の音が聞こえてきたのでカメラを持って外に出ていたら
どこの人かわからないけれどスタッフの移動用の車を運転していた人が
「写真を撮るならすぐそこだけど、乗りなさい連れてってあげるから」
と言って乗せてくれました v(^o^)v
田舎はこういうときいいなぁ〜。
それほどの顔見知りでなくても、この地域に住んでいる者通し
お互い様!! 私も主人がこういう人たちの中に混じって
獅子舞を支えるスタッフとして参加していると思うと
気持ちよく甘えることができました。


我が家の地区内の権現様と石尊様が祭ってある場所で舞を舞った後
すぐ近くの四つ辻に行くので歩いて移動しているときの様子です。


この度、間近で獅子舞を踊る人の衣装を見ましたが
このとてつもなく暑いなか、全く頭が下がる思いでした。
私は半袖のTシャツ一枚と首に保冷剤を入れたタオルを巻いて
麦藁帽子をかぶって・・・そんな形でも汗が滝のように流れているのに
これだけのものを身にまとって獅子舞を舞っているなんて・・・


お囃子の笛を吹いている人は意外と離れた所でやっていました。


スタッフの人たちも含めて、『こんなに暑くちゃ、やってられねぇよ! 』と
私が代弁してあげたくなるほどでした。が
主人が帰って来るなり「獅子舞を担当する人が着替えるところを見たぞ、俺よりずっと年配の人たちだけれど、凄いよ!! 頭にはまず分厚いタオルをかぶってネットのようなものをそこに被せて、その上から獅子頭を取り付けて、腹側には太鼓を括り付けて背中にも何か背負ってたゾ! こんなに暑いときでも、そういうことを頑張ってくれる人達が居てくれるからこそ、400年もの間続いて来ているんだよなぁ」と感慨深そうに言っていました。まったく本当にその通りです。
これが羽生市無形文化財に指定されている上村君地区の獅子舞いです。
獅子舞いの衣装がカッコイイ〜〜!!(^m^)


この地域すべての四つ辻(村境)で舞うとのこと、昨日と今日の二日間
みなさんお疲れ様でした!!