黄銅製の一円硬貨発見!

数日前天気の良い日に草取りをしていたら
コロンと丸いコイン状のものが現れまして
『またお宝か!?』 と手に取って見ました。(^m^)
なんだか汚れに汚れ、表面を確かめる気にもならないくらい
ぐちゃぐちゃ(^ ^;)   すごく軽いし・・・

でも子供のおもちゃではなさそうなので、主人にも言われて
一応、食酢に数時間浸けてその後タバスコで磨いてみました。
私の目ではやっぱり何なのか確かめることができないので
目の良い息子に見てもらったら、「一円という文字が見えるぞ!」
でも私が知っている一円玉はアルミのものなのに
これは茶色の銅の色をしているので、首をかしげながら調べてみたら
戦後まもなくの1948年に発行され1953年には通用禁止になった
珍しい一円玉だということがわかりました。
戦後に発行された円単位の硬貨で使用禁止になったのは
この一円黄銅貨だけだそうです。

1948年(昭和23年)当時は終戦直後で
極端に物が無い時代で、一円硬貨だと一円の価値しかないけれど
つぶして地金として売ったほうがお金になるため
黄銅製の一円玉をつぶしてお金にしようとする人が出てきたので
製造中止になり使用も禁止されました。
たった5年という短い間だけ使用されていた一円硬貨です。


よ〜〜く目を凝らすと「一円」という文字がうっすらと見えます
(中央より少し上の位置)


よ〜〜く見ると「日本國 1」が。
肉眼だと下の方に「昭和二十四年」と書かれているのがわかるのですが