お宝発見か!?

雑草の芽がまた出てき始めたところにこの雨なので・・・
今朝まだ雨が本降りにならないうちに、芽が小さいうちにと
長靴を履いて土をガリガリ削っていたら、「コロリンッ!」と何かが
目の前に転げ出てきました。
なんだろう?子供のおもちゃに使われているコインか何か? 
でも丸い形に四角い穴じゃおもちゃのコインでもないか、と
手にとってよく見てみたら、汚れた古銭のようなものでした。
でも、『まさか〜〜!?』と思いながらも一応食酢に浸して
使わなくなった歯ブラシで擦ってみました。
そしたらナント!! w( ゜o ゜;)w
『久』という文字が見えてきたではありませんか!
これはひょっとして!?!? と思いこの久の字を頼りに
ネットでいろいろ調べたら 明治以前に作られた『文久永寶』ではないか
というところまで何とか漕ぎつけました。


あくまでも「もしかしたら」の域を出ないので
もうちょっときれいにしてみようと頑張ることに!!
しかし食酢ではこれ以上はちょっと無理なようなので、タバスコをかけて
もう少し固めの掃除用のブラシでゴシゴシ擦ってやっとここまでになりました!
わかりにくいので実物よりかなり拡大してありますが。



文久永寶」で間違いないということがはっきりしました。
上下右左の順で読みます。


「おぉ〜〜!!!」やっぱり我が家の庭でお宝発見!!!・・・かな?(^m^)


これは面白い!!
ネットでもうちょっと調べてみました。それを私なりに解釈すると
寛永通宝というのが1600年代から銅で作られていたようですが
江戸の末期1860年に精鉄で寛永通宝の4文銭の鋳造が始まりました。
しかしそれが不評で、その上コストがかるので急遽銅銭で復帰させようと
1863年〜1867年の短い間に作られたのがこの文久永寶のようです。
しかし銅の産出量の絶対的不足から、量目を減じた銅の4文銭とのこと。
幕末も幕末、あと5年で明治維新という頃のことです。
それを考えると、この「文久永寶」は坂本竜馬
日本のために奔走していた頃と同じ時代に生まれ
同じ時代のの空気に触れていた銅銭なんですね。


実におもしろいです!
自宅の庭で見つけた、たった一枚の古銭で
いろいろと想像が膨らんで行きます(・∀・)