発掘作業

時々お邪魔していた発掘作業の現場が先週で
一段落しました。
6月からは別の現場だそうです。

これまでの現場を閉めるに当たって、学芸員の先生から説明がありました。
今まで私たちが発掘していた現場の時代は、平安の最初の頃の時代だそうです。
寺院などが作られるようになり始めた頃の時代だそうです。
学芸員の先生がおっしゃるには、
今回の発掘現場は淋しいくらい住居跡が少なかったとのことです。
他の現場では、住居跡がもっとたくさん
賑やかそうに出てくることが多いそうですが、それは
複数の時代のものが重なっている場合があるらしく
今回の発掘現場は一見淋しそうには見えますが
単一の時代の当時の生活の状況が、正にそういう状況だったということが
理解しやすい形で現れてくれて、そういった意味では
大きな成果が出せた発掘現場だったようです。


これから本業の仕事の方が忙しくなりそうなのに
発掘作業が楽しくなってきて困ってしまいます(^ ^;)