買い物中にこんなことが

とあるお店で買い物をしていたら
3歳くらいの男の子と腕に赤ちゃんを抱いた
若いお母さんがそのお店に入ってきました。
ジッとしていられない年頃の男の子・・・
大丈夫かな・・・と見ていたら案の定
その子が通った後お店の売り出し中の箱物が・・・
わざとじゃないのですが、積んであったものが
ドサ、ドサッと落ちてしまって。


『若いお母さん、どうするかナ?』とチラッとその姿を
目で追ったら、『エッ?!』・・・見て見ぬふり、知らんぷり。
かまわずどんどん奥へ・・・。
『ウソーッ!』・・・・・困った私(何も私が困る事ないのに)


男の子がその場を離れる前にとっさに声をかけていました。
コメット 「ねぇ、ボク! おばちゃんが一緒に手伝うから片付けちゃおうよ!
      お片付け、できる?」
男の子 「うんっ!できるよっ!(^o^)」
『あぁ〜よかった。。。よい反応を示してくれた (^-^)』
そこで二人でゴソゴソと・・・。
コメット 「ここにも落ちてるよ」
 男の子 「あっボク自分でできるよ」
コメット 「ちゃんと自分でお片付けできるんだね。偉いね〜。」
そこで頭をナデナデ。


男の子は自分でちゃんとやれたという喜びでいっぱいな顔をして
お母さんの所へ駆け寄った行きました。
そのお母さん近くに居たみたいです。『なんだ、私たちのこと見てたんだ』
その様子を見ていたお母さんなら、我が子を褒めてあげるのだろうと
期待していたのに・・・・・。
第一声が「ナニやってんのヨー!まったく」
第二声 「ダメじゃないの!ホントにー!」


(オイオイ、何やってんのヨ は お母さん!アンタでしょーが!息子が
よそのおばちゃんに声かけられて一生懸命片付けたんだよ。
褒めてあげなさいよー!)・・・と心の中で叫ぶしかなく。。。

信頼関係が築かれていない相手に何かを言うのは
よほどよく考えてからでないと中々できないもので・・・
勇気のない私です。。。


でも、その男の子が私にとてもよい反応を示してくれた事だけは
よかったこと、と思いつつ買い物に戻りました。


折りしも、昨日「子供を育てる魔法の言葉」という本の情報を
得ていたのですが、
こんな時あなたならどうする? と試されているような気がしてなりません。
こういうこと、これからもちょくちょく起こるのかなぁ。
「一生懸命やったぼうやの事、褒めてあげてね! (^-^)」 の一言くらい
そのお母さんに言ってもよかったかな。