寒い雨が続いています

台風21号が去った後、天井の張り替えのお客さんのところの現場は
あっという間に大工さんの仕事が終わったので、あとはクロス屋さんが
来てくれるのを待つだけです。が
その時の台風の影響で、こちらのお客さんの倉庫の屋根のトタンが3枚ほど
剥がれてお隣さんへ吹き飛んで行ったとのこと。 
ついでにそれも直してもらえませんかと頼まれまして、それは主人と私で
できるから、という主人の判断で二人で倉庫の屋根のトタンの張替えを
やりました。 しかし、良い天気の日が無くて・・・(´ `)=3
材料を調達しながら様子を見ていると、先週金曜日!
陽が差して、風も無く暑くも無く寒くも無く、これぞ本当の秋晴れ!!!
と思えるとてつもなく良い天気の日があり、滑り止めの無いトタンの屋根に
上がって作業ができるのは今日だ!と言うことで、先週の金曜日に
頑張りました。 張り替えるのは屋根全体のほんの一部でしたが、その部分を
やるためには、やはり足場がないととても危なくてしょうがないので
でも、足場に時間がかかり過ぎても困るので、張り替える部分だけに
ビテイ足場を組んでやりました。 ちゃんと屋根に上がって見てみると
決定的にトタンを留めるためのビスの本数が少な過ぎて、おまけに
古い倉庫で基本は傘ビスではなく傘釘なので、劣化したところに勢いよく
風が吹けば、トタンは簡単に外れて吹き飛ばされることがわかる状態。
最近手直しした感じのところだけ数本ビスで止っていました。
プロがやったのではないとはっきりわかります。


そのお宅はウチが住んでいる地域で、少し離れたグループです。
2年ほど前に50代の息子さんを亡くされた80代のおばあちゃんが一人で
生活しておられるお宅です。八王子に嫁いだ娘さんが2週間に一回
こちらに来て3日ほど一緒にいて、また八王子に戻る、というリズムで
日常を送っておられます。おばあちゃんは、息子さんが存命だった時に
傷んだところをちょくちょく直してくれていたんですよ、と仰っていたので
きっと息子さんが足場無しでできるところだけでも、とビスを打ち増ししたり
手直ししたりしていたのでしょう。 
そう思ったら、素人さんにしては良くここまで頑張ったものだと思われます。
肝心なところは主人が手直しして、ビスもたくさん打ち増して仕上げました。
ただ、足場のないところもかなりビスの打ち足りないところがあり・・・
そのところをやるときは、反対側で足場の安定している所にいる私の腰に
ロープを結び、その先で主人も腰にロープを結んで「いつ足が滑って
しまうかわからないから、いつでも力が入れられるようにロープを握って
いてくれ!」と言ってビスを打っていました。いつ引っ張られるか!?
ドキドキでしたが、何とかそういうことにならずに済みました(^ー^)

あ〜〜、でもやっぱり
屋根の上で踏ん張っていると、腰とか足に来ますね〜(^ ^;)


ところで屋根に上がっている時に、お隣りの人が柿もぎをしているのが見えた
ので、「お騒がせしています r(^ ^;)」と挨拶をしたら 
この辺の地域で民生委員をやっておられて、ウチのおばあちゃんの様子も
時々見に来てくれている方でした。
そして「あらぁ、○○さんのところは柿はある?」とたずねられるので
ウチは柿は無いです〜、と言うと
それならば、とスーパーの半透明の買い物袋にいっぱいの柿を持ってきてくだ
さいました!!(^m^)
帰りにトラックのところで後片付けをしていたら、サニーレタスも
持ってきてくださって (⌒o⌒)♪♪


その日の朝現場に着いた時こちらのおばあちゃん、「これからディサービスで
出かけるので後はよろしくお願いします」ということで一日お留守だったので
民生委員をやっておられるお隣さんのその方に、おばあちゃんの留守中に
屋根工事がひと通り終わったことを告げ、その方はおばあちゃんが帰ったら
伝えて置きますね、ということで主人と私は帰ってきました。


田舎はどちらもそうだと思いますが
この辺も、留守なら留守でお隣さんがちゃんとフォローしてくれる
自分たちはよい地域で暮らしているなぁ〜、と実感している今日この頃です。