15年ぶり?

部屋で特売のチラシを見ながら今日の買い物のリストを書き込んでいたら
窓の外に人影が見えたので目をやると、時々アルミや鉄の廃材を引き取りたいと
言って来る人と同じような風貌の人が立っているので、『でもいつもの人と違うナァ』
と思いつつ外に出ていったら、「ちょっとこっちの方に来たから、顔を見に来たよ」
と言われて、『あれ??誰だったっけ、誰だったっけ』・・・(・_・;)
恐る恐る「あの・・・○○さんですか?」と聞いたら「そうだよーー!」と。
思い出せてよかった(^ ^;)
大工さんをやっておられるその方とは15年ぶりくらいの再会でした。
15年前はその方は50歳代半ばくらいだったと思われますが、だとすれば
今は70歳前後。以前より少し痩せてちょっと感じが変わっていたので
部屋の窓からチラッと見えただけではすぐに思い出せませんでした。


主人もいたので、せっかく来たんだからまぁまぁとりあえず上がってください、と。
その方はどこに行くにもいつも奥様と一緒で、今回も奥様が車で待っているからと
言われましたが、降りてきてもらって一緒に積もる話をたくさんしました。
ご夫婦とも秋田出身の方で、よ〜く耳を傾けて聞いてないと
レアな秋田弁・・・時々聞き返さないとわからないことがありまして(´∀`;A
我が家も長岡出身でレアな長岡弁の会話を聞いたらきっとみなさん
頭に『???』が漂うことになると思いますが(^m^)


話によれば、昨年の暮れに土いじりをしている最中に心筋梗塞で倒れ
年末年始は入院していたのだとか。
でも今は車も運転するし、身体に言うことを聞きながら
動ける範囲でまた仕事ができるようになったということです。
5年前の中越沖地震の時の話やいろんな場所の現場に仕事に行っている話や
両親は元気かい?とか、息子や孫がどうしているとか・・・
我が家で数年前、かわいい手洗い器を付けてリフォームした自慢のトイレや
大工さんでもない主人が工事をした外屋などを見てもらったり。
まぁ、いろんな積もる話をたくさんしました。


その方は大宮在住ですがなぜか栃木の山に手作りの別荘を持っておられて
そこに今度遊びに来てよ、と言いながら奥様と二人でまた車で戻っていかれました。


いろいろお付き合いをしている人の中でも、必要がないとついつい
疎遠になってしまう場合がありますが
今日のように、たまたま近くに来たから顔を見に来たよと言って
立ち寄ってもらえたことに、とても嬉しくありがたい気持ちになりました。
年齢を重ねればどこかしら故障はするもので
それを差し引いても、ご夫婦共にお元気な顔を見せてくださったことに
感謝しました。そしてそういうお付き合いができていたことにも
今更ながらよかったなと嬉しく思う次第です。