フィトンチッド??

昨日バラ園を見学した後、埼玉に戻って来て
主人が「フィトンチッドって知ってるかい?」
と突然言うので、「人ン家の何?」・・・って(爆)


フィトンチッドという言葉は初めて聞きました。
直接的にはロシア語でフィトン(植物が)、チッド(殺す)と
とても物騒なことを想像させる言葉なのですが
旧ソ連の博士が発見した植物の不思議な力をそう名付けたのだそうです


「森林の香り」とか「森林の不思議」というようなことを表す言葉であり
自分の意思では移動できない植物達が
自己防衛のために他者を寄せ付けない。(外的から身を守る)
そんな作用のことのようです。


人間にとっては素晴らしいもので、防虫効果や消臭効果、防腐作用など
日常の生活にはとても役立つものがたくさんあるらしいです。
そういえば笹の葉やワサビ、しょうがなど香辛料には防腐作用があると聞いてます。
桐の箪笥は防虫効果があると聞いてます。
クスノキの成分が箪笥に入れる防虫剤に使われていると聞いてます。
森林浴や植物のい〜い香りでストレス解消!! も、とってもわかりやすいですよね☆
そういったことが植物による“フィトンチッド”ということらしいです。


昨日、バラ園でと〜ってもいい香りをたっぷり吸い込んで
幸せ気分になった後の主人の言葉で、ちょこっと植物の不思議について考えてみたこと。
初めて聞く不思議な言葉「フィトンチッド」・・・でした。