生け花

今日はガラにもなく
地域の公民館でやっている生け花の教室に
行ってきました。
生け花は今まで一度もやったことがなく
生け花の「い」の字も知らない私です。(^m^)
そこら辺に咲いている花を摘んで、ゴソッと適当に花瓶に挿してしまう
主義の私がなんで・・・


お正月用の生け花を教えてもらえるということで
友人が申し込んでおいたらしいのですが、他の用事と
ダブルブッキングしてしまったので、もし時間があったら
自分の代わりに行ってくれないかと頼まれまして・・・(^ ^;)


人が生けた花を見ると、『いいなぁ、こんな風にいつもキマッた雰囲気に
生けるにはそれなりの基本ができていないとダメなんだろうなぁ』
と思っていたこともあったので、生け花の「いろは」がわからなくても
いいのかという確認をとって行ってきました。


率直な感想
行ってよかったです! 
まず、これから生ける花を水盤の左脇に置く、ということを覚えました。
綺麗な花を見せたくて横に広がるように並べるのではなく
前後の奥行きを出すように置く、ということも知りました。
(そう、人間も奥行きがある人っていいですね!)
一番最初に挿す“木”のもの(若松)の長さは、水盤の直径の
約2.5倍が基本であること。
花(黄菊)の一番長いものが、その二分の一の長さがよいこと。
そしてどちらも違う長さのものを3本ずつ挿しました。
3本ずつっていうのが基本なのかな。。
色のもの(千両)はその色の線が途切れないように置く
ということも知りました。


あと生け花というと、おしとやかとか奥ゆかしいとか女性らしいこと
と思いがちですが、あの枝の切り振りはむしろ、男っぽい思い切りの
よさがないとできないなと思いました。(笑)


全員が先生からいろいろ直してもらって終わり
さあっ!持って帰りましょう!
となったわけですが、せっかく剣山に刺した花を外して持って帰っても
家で同じように再現できるかどうか・・・
がまた問題になってしまうわけでして(^ ^;)


家に戻ってきて
玄関の下駄箱の棚になっている部分に置こうと思って再現したのに
花の方の背が高すぎて収まらな〜い!!(ToT)
家にある水盤の大きさも少し小さ目だったし
なんとなく全体的に収まる長さに縮めて何とか再現しちゃいました。
おぉ〜、クリスマスが終わろうとしている瞬間に
お正月らしい雰囲気が漂っている・・・(笑)


実は私の右隣にいた人も私と同じく超初心者の方で・・・
お互いに肩を叩きながら、慰めになる言葉を言いながら
一生懸命頑張ってきた成果が少しはあったのでしょうか?(笑)
とにかく、この教室に参加させてくれた友人には感謝!!です。