現場が少しずつ進んでいます

物置を作る現場で床のコンクリートを打ち終わった後
既存のアルミ材でできている骨組みを生かして残そうと考えていましたが
母屋との角度に微妙に違和感を感じるので、そこに合わせようとするととてもやり難いし、出来上がりの見た目にも響くということで、やっぱり全部取り去って新たに骨組みからやり直したほうがよいという結論になりました。               基礎のブロックを積んだ後に結局、残しておいた骨組みを全部解体して真っ新な状態に戻してから、次の作業に移りました。

 

    

 

 

 

    

    

    

 

積んだブロックの穴を利用して、柱を立てるためのアンカーボルトを17箇所埋めました。この後はアンカーボルトがしっかりするまでこちらの現場をちょっとお休みさせていただいて、今は別の現場に行っています。

  



ですがこの物置を作るこちらの現場もここに来るまでに、途中で急な依頼があり三日間休ませていただきました。浴室の中の浴槽を取り替える作業です。         庭がとても奇麗にお手入れされているお宅でした。  
高齢の女性が一人住まいで、ご主人が3年前に亡くなられたとのこと。             
風呂釜が付いているお風呂だとこれから一人ではいろいろ大変だろうということで、都内で家庭を持っている娘さんが、お金を出すから給湯器を使うようにしたらよいということになり、この度やらせていただきました。ただ配管業者との絡みがあってとてもやり難い現場でした。

監督さんは主人より歳下の方で、ご自身が仕事をやり始めてから
こういう昔ながらのお風呂場の施工管理は全くと言ってよいほど経験がないので
と、主人にいろいろ相談されていました。 お客様のお宅にプロパンガスを供給しているガス会社に工事を頼むしかないので、とおっしゃっていました。
大手のプロパンガス供給会社とのことですが
若い人が施工にやってきて、お客さんのことや他の業者のことなど考えることもせず、自分たちの都合で自分たちのやり易いように収めようとしているのが感じられました。
でもその場に監督さんがいなかったので、この度は主人が憎まれ役になり、その施工業者に「お宅ではいつもこういう施工のやり方なのかい?!」と言うと
業者の若い人は「はっ??どういうことですか!」

 

お客さんにお風呂を長いこと休ませるわけには行かないので、始まったらなるべく急いで欲しいと聞いていましたが、給湯器の入荷が遅れているので最初に聞いていた施工日が一か月ほど延期になると伝えられそのつもりでいたのに、急に最初に予定されていた日に浴槽が外されてもう工事が始まっているから
今日の午後からでも行って明日には終わりませんか?               と監督さんから頼まれました。普通はないことですが・・・。
たまたま主人は他の現場の見積書の作成のために家にいたので
そういうことであれば行かないわけにもいかないよね、と午後から行きました。
賞味二日間でやり遂げました。最初の日は午後からで主人一人でしたが
二日目は私も一緒に行って浴槽の据え付けを手伝いました。そして据え付けるために斫った部分のタイルの補修や、浴槽を据え付けてから空いている部分の穴埋めなど細かいところの作業をやりました。
そのあとガス会社の配管工事部門の施工業者とのやり取りがあり・・・
できないわけがあるならまだしも、条件はそろっているのだから
ちゃんとお客さんの使い勝手を考えて収める必要があるのだと
「後でお客さんからクレームがくることがわかるような施工はやっちゃダメだろ!」、とちょっときつい口調で主人のダメ出しが入ったわけです。
その甲斐があって主人が言った通りに施工してくれることになりました。
これは誰かが憎まれ役を買ってでも言わなければならない案件だったと私も思います。

三日目はタイル部分の目地仕上げとコーキング仕上げを滞りなく進めて
午前中で収めました。

こちらの現場は忙しくて写真を撮っていませんでした (*´□`*。)

そして午後からはまた別の業者さんが入ってくるとのことでした。