先月、玄関の中と外のタイル貼りの下地を整える直前にお客様から中だけ別のタイルに変更したいとの意向があり、変更後のタイルのサンプルを取り寄せ、最終的な確認を取るために主人がそのサンプルを持ってお客様の気持ちを聞きに行きました。
お客様の話を聞いた上で、玄関の床に安全上お勧めできるタイルとお勧めできないタイルがあること。
同じ600角の大きさ、と言っても目地を含んでの場合と(タイルだけだと597ミリだったり598ミリだったり)、タイルの正寸法で600角の場合がありメーカーによって全部違うこと。
それを考えずにデザインありきで選ぶと玄関の中と外の目地が微妙に合わなくなり、後で必ず後悔することになる、ということ。
例えお金をいただく立場であってもお客様が後でがっかりするとわかる仕事を自分はやりたくないこと。
なので、新たに取り寄せたサンプルのタイルに変更するなら外もそれと同じものにして欲しいこと。
値段の割りに見映えがする、しない、があること。などなど、最初にお会いした時に話を聞いて、お客様の方で心配しなくてもよい中から施工する側でこれだ、と思うものを選んでお勧めしていることなどを主人からまたお話して聞いてもらい、結局最初にお勧めしていたタイルで最終決定になり、私が臨んでいた通りになりました(^m^)
こういうタイルは、大きくて豪華な仕上がりになるのにお客様からは「え~~!!そんな値段でできるんですか?」とどなたからも喜ばれています。
サンプルを待ちながら下地を整えて、その後タイルも決まってタイル貼り工事にせっせと専念していました。
貼り上がったタイルに私が目地詰め 目地拭きをして完了!
リフォームした基礎部分のお化粧もしました。
最後の日には主人と私と二人で作業していたことにも触れられて、ご夫婦で一緒に工事に携わってくれた玄関の家にこれから自分たちが住むわけだけど、きっと幸せになるでしょうね、とたいへん喜んでおられました。
主人も私もそういう風に思ってもらえる仕事ができることが一番の望みでこれまでも仕事をしてきたようなもんだね、と幸せな気分で帰ってきました。
工事をまとめている大工さんからも「ちょっと面倒なことを言うお客さんなんだけどすごく喜んでいて、何かあったらまたあのタイル屋さんにお願いします、と言ってたよ」と言われました。
ありがたい~~~ヽ(*´∀`)ノ
そういえば、いつぞや屋根の工事をやったときに四つ葉のクローバーを見つけてお客様に報告したら、持って行っていいですよと言われていただいてきて、それを押し葉にしていて出来上がったので毎日パソコンの脇に置いて眺めています。
それの効果もあったのかな (⌒o⌒)♪