羊と鋼の森

宮下奈都の小説「羊と鋼の森」が映画化され、昨日から公開されています。
今日主人と二人で観てきました!
羊と鋼の森って・・・あぁ、ピアノのハンマー部分がフェルトでできていてそれが羊。鋼はピアノの弦。
羊と鋼の森とはピアノのことね!
ピアノの調律師になった青年が、調律師として人間として成長していく姿を描いた小説と聞いていたので
映画化されたら必ず観ようと思っていました。
楽器を扱う人たちを描く映画でしたが、とにかく静かに静かにストーリーが進んでいく映画でした。

同じピアノの調律師をやっている息子とついつい重なって見えて来て・・・
常々、息子からとにかく最後は感性の世界だと聞いていましたが映画でもそれがよく描かれていました。
しかし、凄い世界に息子は身を投じているんだということもよくわかりました。
親にはいちいち話さなくても、乗り越えなければならない壁にいくつもぶち当たっていたんだろうな
ということも今更ながらではありますがよくわかりました。
ピアノの音を調整するだけでなく、ピアノを弾く人の気持ちや心までも見守ることに繋がっている
ということも。
息子は小さい頃から感性が豊かなタイプだとは思っていましたが
ピアノの調律師にはなるべくしてなったのだな、と改めて嬉しく思います。

と、まぁ親バカですが調律師を息子に持つ親にはとてもありがたい映画でしたヽ(*´∀`)ノ