ときどきまだ揺れてますが

昨日は義父が白内障の手術のための入院を手伝うため
本当は車で私も一緒に長岡まで出かけるつもりでしたが
どう考えてもガソリンが足りないので、やむなく主人を最寄の駅まで送り
電車で行ってもらうことになりました。
ここまで影響が出るとは思いませんでしたが、もう少しの辛抱です。


あれから余震が度々あり、まだちょっと安心しきれていない状態ですね。
千葉県の船橋で頼まれている現場がありますが、車の燃料が手に入りにくく
まだ余震も落ち着かないので、「のんびり構えましょう」ということで
待機しています。発注したタイルもいつ入荷できるか?
その間に、地震の後主人がリフォームを手がけた市内のお客様の様子が
どうなっているかを伺いに出かけたり、ご近所さんに屋根の修復を頼まれたり
しています。


約1年前にキッチンや浴室、脱衣場、廊下など大掛かりなリフォームを
手掛けたお客様は、クロス貼りだった壁を漆喰塗りの壁に切り替える際
下地の弱った木部をすっかり剥がし、コンパネとプラスターボードの
二重貼りにしその表面を下処理し、漆喰の下塗り上塗りをやりました。
耐震のことも考えてせっかくやるならと、下地を二重貼りにしたことが
大変効果があったようで、壁が一欠けらも落ちなかったと、お客様は
とても喜んでおられました。屋根瓦も何の影響もなく大丈夫!とのこと。
いくらなんでも壁の四隅の一部分くらいは落ちているんじゃないかと
思っていたところ、浴室のタイルももちろん
どこも何ともなっていなかった様子を見た主人は
「多少の被害はあると思っていたのに」と言いながら自宅に戻ってきました。
「やっぱりやるべきことをやっていた結果だな」と嬉しそうでした(^m^)
お客様にはそういういろんなことを含めて喜んでいただけて
『完全無傷!』だったことはとてもとても嬉しい結果です。


もう一軒はかなり古い造りのお宅で、漆喰壁の下地が土壁で
それはせっかく息をしているものなのでそのまま生かして
下塗りをしっかりしたもので処理し上塗りをしましたが、
やはり今回の地震で柱がかなり動いたため、少しずつですが
壁の四隅の一部が欠け落ちている状態でした。
地震の後はだいたいこういう状態が多いですね。
ウチも芯が土壁のままなので、同じ状態になっています。
地震の揺れが落ち着いたら、こちらのお客様の壁の補修も
やることになっています。 我が家も(^ ^;)


いろいろこういうことで、主人が考えた『ボードとコンパネの二重貼り』
というのは耐震にはかなり効果があるのだなとはっきりわかりました!