地震の後

東日本大震災で被災された方たちには心からお見舞い申し上げます。
そして亡くなられた方たちのご冥福を心からお祈りいたします。


震災・津波があった翌日の12日でしたが、滞りなく姪の結婚式が
執り行われました。
大きな地震による被害の様子がニュースで流れ、
心を痛めざるを得ない中、花嫁姿を見ていたしばしの時間だけは
現実を忘れることができました。
ありがとう I ちゃん。
静岡から駆けつける予定だった私のすぐ上の兄夫婦は
11日のお昼過ぎの新幹線に乗ったっきり・・・小田原の鉄橋の上で
止まったままかなりの時間の足止めをくらい、何とか品川→東京へと
進みはしたものの帰宅難民となった人たちと共に、駅の地下商店街で
一夜を明かし、翌日姪の結婚式が終わった夕方長岡の実家に到着しました。
本当にお疲れ様でした。姪の父親である私の長兄は、今回の主役は
花嫁花婿だが、一番の功労者は静岡の兄夫婦だと言って涙ぐんでいました。


姪の花嫁姿の写真はもう少し落ち着いて整理がついたらアップしますので
お待ちくださいね(´ `;)


実はそのあと埼玉の我が家に戻ってきたら・・・
あぁ、、もう悲惨なことになっていました (ノ_・。)
息子とは全く別行動だった主人と私は、埼玉もかなり揺れたと
ニュースで聞いて、息子と連絡をとろうと頑張っても携帯ももう繋がらない
状態でした。夜になってやっと電話が繋がり、電車の運休で
帰宅難民になりかけた息子は熊谷からタクシーに乗って
自宅に帰ってきたとのこと。


棚のものがたくさん落ちていて部屋が散乱状態!
台所の戸棚からガラスの器が落ちているようだが、停電のため
真っ暗で危険だからとりあえず明るくなってから片付けるとの
話ができたけれど惨状を想像するとガックリ・・・
これは偶然でしたが、私たちがいない日に合わせるようなかたちで
12日13日と友人と会う約束をしていたとのことで
独りにはならないから心配するなとのこと。
でもこんな時、遠い場所で被災することがないようにと祈るのみでした。
片付けもある程度に出かけて行ったようです。


私たちも家の中がどんな風になっているのか気もそぞろに
夕方、埼玉に戻ってきてビックリ w( ゜o ゜;)w
本屋の屋根のぐし瓦の半分ほどが地震の揺れによって
バラバラに飛ばされていました \(>0<)/



息子は前夜、真っ暗な中帰宅したのでこれには全く
気付かなかったようです(´ `;)
主人と私はもう車から荷物を下ろすより先に作業服に着替えて
すぐに屋根に上がりこの惨状をみて愕然・・・
でも次の瞬間、中越地震のときはこれよりは酷かったけど
何とかしたから大丈夫!とやる気が沸き、また
今回の地震の後、生き埋めになったり太平洋側で高波に襲われた人たちの
ことを考えたら、こんなことで済んだことのありがたさと申し訳なさを
感じながら、暗くなる前に何とかしなければと散らかった瓦を必死で片付け
なんとかブルーシートをかけられるまでにしました。
途中近所の人が「明日は雨の予報だよ〜〜急げ〜」と
声をかけてくれたり、「消防本部に行くと1枚だけだけど無料で
ブルーシートをくれるそうだよ」と声をかけてくれたりしました。


後でわかったことですが
必死でその惨状を知らせようと、主人の携帯にかけてくれていた人が
いたのですが、バッテリーがなくなったまま充電器を忘れて携帯が使えない
状態だったので、申し訳ないやらありがたいやら恥ずかしいやらで(>0<)
まったく まったく ┐(´ `;)┌


ブルーシートの作業の後、改めて家の中を見ると息子がある程度
片付けてくれていたようで思っていたほどの散らかりようでもなく、
気持ちもへこまないで済みました。


今日は屋根のぐし瓦を今までより軽くし、今までのように土で固められていた
状態をやめて、防水剤入りのセメントモルタルできっちり固めてしまおう
ということになり、残っていたぐし瓦もすべて外し、
全体の2/3くらいの工程まで作業が進みました。




明日もう少し頑張って午前中には終わらす予定です。終わります!!
雨が降る前に作業を終わらせないと!!