アナログレコードのデジタル録音

昔手に入れたレコード盤のお気に入りの曲を「いい音で聴きたい!」と
主人が以前から言っていたのですが、息子の協力もあって
今日数曲が実現致しました!


レコードプレーヤーのカートリッジ(レコード針)は
若い頃からオーディオマニアだった主人が昔手に入れたものを
ずっと大切に取って置いたものです。
レコードプレーヤーはテクニクスパナソニック
カートリッジ(針)はエンパイアです。



プレーヤーから出るアナログの音を
オンキョー社製のデジタルオーディオプロセッサーに入れ
そこでデジタル化された音を専用のデジタル録音機(ティアック社製)で
録音しました。


ただし!!


録音品質を市販のオーディオCDの約2倍の高音質に設定したので
アナログレコードの録音後に聴いてみたら
普通のCDの音質をはるかに凌駕していることが確認できました!!!


アナログ! 恐るべし!!!


あっ!! そうそう、それから
その音を先日息子が手に入れたスタックス社製の
イヤースピーカーで聴いてみたのです!


普通にこじんまりした部屋で聴いているのにもかかわらず
音の奥行きというか、スケールの大きさというか
どこかの広いホールでオーケストラの生演奏を聴いているような
そんな感覚を味わうことができました。


昔のアナログのレコード盤とは言え、本当はそれだけの音質が詰め込まれていたのだ
ということに気がつき、それにも驚きました。


な〜んて言ってますが、私はその素晴らしい音で再現された曲を
聴かせて貰っただけなんです(^ ^;)


私がロールケーキを作っている間に主人と息子が二人で奮闘してました(´▽`;)


LPレコードの音を出力するのに、トーンアーム(ピックアップ)の調整が
非常に困難だったと言ってました。
あと、ターンテーブルの回転が安定するように水平器で見たり、
どうしてもある場所に来ると音が飛ぶので、汚れを取ろうと
頑張って刷毛で払ってもやっぱり同じところで音飛びするので
荒療治!とばかり、本当はやりたくなかった方法で・・・
糊の残らないガムテープを貼り付けてレコード盤の汚れを強引に剥し・・・
そのガムテープがなかなか剥がれず(^ ^;)
レコード盤を割ってしまったら元も子もなくなるゾ!!と
一時はどうなるかと・・・(´∀`;A
とにかく簡単には行かなかったとのこと。


なぜ二人がこういうことに拘ったかというと
CDでは入手できない昔のLPレコードを高音質で
聴きたかったからです。


これをやるために、大きな出費が重ならないように
2年越しくらいで装置を集め、今日とうとう目的を達成できたと
二人で大喜びし祝杯を上げていました(^−^)