モチモチの木

雨降りで仕事がお休みだった今日、ちょうど読み聞かせの日だったので
地域の小学校に行って来ました。
モチモチの木というお話を読んできました。


モチモチの木を怖がる臆病な5歳の豆太少年が、
一緒に暮らしているじいさまが腹痛を起こしてしまい
夜中に勇気を出して山の麓まで医者さまを呼びに行き、じいさまを助け、
その時に勇気ある子どもしか見ることができないという
神さまの祭りをとうとう豆太少年は見ることができた。
そんな内容のお話です。


子どもの絵本は平仮名が多く、どこで区切ったらいいのか
時々???となることがあります。(^ ^;)
漢字って便利なものだとつくづく実感いたします(笑)


帰りにペアを組んだお母さんから、
少し前に本の読み聞かせについての講演があったから
行ってきたのよ、とその時の話をいろいろ聞かせてもらいました。


子供達は絵を見ながら聞くので、
読み聞かせには線がはっきりしている絵本が向いている。とか
お話の内容と絵がピッタリ合っているものがよい。とか
あまり悲し過ぎる内容のお話は避けたほうがよい。とか
年齢に向いている内容かどうかはそんなに気にしなくてよい。とか
参考になる話を聞けました。


私も去年一度だけ“お話会”についての講演会に行ったことがありました。
“読み聞かせ”は付属のような形だったので
内容はそれほど深くはありませんでしたが
そこで読み聞かせの実演をしてくださった方がいて
それを聞いて目からウロコだった記憶があります。


感情の込め方や、説明の部分とセリフの部分の声の切り替え方など
プロ顔負け、と思うほどとても上手に読んでくれるので
いつの間にか引き込まれていました。
でもあの域に達するにはなかなか、なかなか大変そう。。


この読み聞かせというのは、上達するためには
教えてもらうとか習うというものではなく
素晴らしいと思った人のやり方を真似するところから
入って行くしかないのかなぁ、と思っています。


私が所属しているボランティアの仲間達は
みんな忙しい時間の合間をぬってやっているので
こうでなければならない、とかこうであってはいけないなど
細かい規制など何にもなくて、読む私達の方も少しずつ勉強しながら
子供達に喜んでもらえれば、とのんびりほのぼのとやっています。