お盆休みに

お墓参りも無事済ませ
大げさなことはできませんでしたが、中越沖地震の復旧工事に行って参りました。
我が家の2階の天井壁の落ちそうなところを主人の父が応急処置を。(^ ^;)
横揺れの時の力の逃げ場が、ボードの中心に来たためにそこにヒビが入り
下に向かって折れたために壁が撓んだ結果だそうです。




広い天井の壁全体を剥がさなければならない覚悟でいたのですが
天井裏を確かめるためにボード1枚分だけ剥がし
主人が天井裏を見てみたらこの部分のボード1枚分を
剥がすだけで済むことがわかりました。大工事にならずに済んでよかったです。
この後受けの桟を補強してボードを1枚貼りました。
この上に壁材を塗れば完璧なのですが、余震のことも考えできるだけ軽い方が良いので
とりあえずこのままの状態で様子見だそうです。





柏崎編
主人が小さい頃からお世話になっている柏崎の叔父の所へ行ってきました。
建物全体は基礎がしっかりしていて、柱も太く本数が多かったお陰で
全然傷んでいるところがなく、ビックリでした。
が、叔父が知り合いの人と自分でコンクリートを流しただけだと言っていた
車庫の床がかなり酷いことになっていまして。(^ ^;)


地震直後、ヒビの向こう側のコンクリートの塊とこちら側の塊との段差が
50cmくらいはあったそうなんですが、余震で揺さぶられているうちに
段差が少なくなってきたそうです。(^ ^;)
地震で段差ができた時にはヒビの間から水が噴水のように吹き出てきたんだよ
と言っていました。とにかく凄まじかったそうです。



段差が少なくなったとは言え、口が開いたままになっていると
そこから雨水などが入り込んで、コンクリートの下の土や砂が流されて空洞になり
ある時突然大穴になってしまうおそれがあるのでそのヒビを埋めてきました。


傷口を大きく開き新しい面を出し、粉っぽさを洗い流して
モルタルで埋めました。
段差が残っている所はセメントを使った接着剤を塗り、
そこにモルタルを均して、キツく感じる段差をゆるやかにしました。




外に出て仕事をするのが辛いほど柏崎も暑かったのですが
主人が小さい頃からずっとお世話になっている叔父のためだったので
必死でした。(^ ^;)
本格的にやるのであればコンクリートの打ち直しになるのですが
時間も限られているし、車を入れられない日が何日もとなると
不自由を掛けることにもなるので、見た目はしょうがないということで
一番早くて確実な方法での復旧工事となりました。
これで主人が一番気にしていた、ある時突然ドカ〜ンと大穴になる
心配はなくなりました。(^−^)



しかし、帰りにでもと楽しみにしていた日本海の景色は
結局時間が足りなくて見ることができませんでした。 (ノ_`。)
でも叔父さん夫婦にはとても喜んでもらえて
主人がお世話になっていた幾ばくかの恩返しができてよかったです。


せめて、と思い柏崎からの帰りに長生橋を渡りながら車から見える
信濃川の景色をデジカメで撮ってきました。