とにかく猛暑です

関東内陸部、ただただ猛暑に耐えていますヨ(´ `;)


ウィークデーなのにどこへ行っても子ども連れの人たちで賑わっているので、
頭の中が『??』だったのですが、そういえば夏休み中だと気が付いて納得がいきました。


買い物先で買い物篭を持って店の中を歩いていたら、お母さんと離れて
一人でお店の陳列物をひっぱり落としていた小さな女の子を見つけてしまいました。
1歳を過ぎたばかりくらいの小さな子です。
この子のお母さんは?と思って見回しましたが近くにはそれらしい人が見当たりません。


その子が落としていたものがチョコレートの束やドロップスの缶など
食品だったので早く棚に戻さなきゃ、と思いましたが
余計なお世話かな?とも思いながらとっさに
「食べ物を下に落としたら他の人が買いたくなくなってしまうから
落としちゃだめなのよ。おばちゃんが手伝うから一緒に片付けようね」と言って
その子が先に動き出すのを待ってみました。でもきょとんとしているだけです。
全然動こうとしません(´ `;)


落とすことはできても拾って片付けることはできないほど、そして言葉も
まだうまく話せないくらいの幼い子どもだと判断しました。
女の子でまだ言葉が出ないとなると1歳を過ぎたばかりくらいかな?
だとしたら自分から片付けようなんて到底無理なお話(^ ^;)


でも、『いけないことはいけない』『やることはやろう』ということを
その子に教えてあげた方が良いと思ったので、「まだお片づけしたことないの?
一緒にやろうね」と言いながら(でもその子は幼すぎるせいか動けませんでしたが)
気持ちだけは片付けに参加してもらいました。(^ ^;)
その子はじっと私のことを見てました。


片付け終わって・・・『こんな小さな子を放っておいてお母さんはどこよ!』
と思って再度見回した時、やっとやっと現れました。
自分の娘がしでかした一番盛り上がっていた場面が終わってから。(´ `;)


お母さんは苦笑いをしながらちょこんと会釈をしていました。
見れば、他に就学前の年頃の子と小学校低学年くらいの女の子二人のお姉ちゃんが
いたようです。これじやあお母さんも大変なわけです。
私はその場を離れました。


暫く時間がたってレジの所へ行こうとしたら、「あらあら、そんなことしちゃダメよ」と
優しく言っている年配の女性の声が聞こえました。
ひょっとして・・・と思ったらやっぱりさっきの女の子です。
お母さんがまた近くにいない。。


その子と目が合ってしまい、近付かないわけには行かなくなって・・・
そしたらその女の子、今度は自分で落としたものを指差しながら
私の方を見て「あぁ〜」と声を出したのです。
どうやら先ほどの私とのことを覚えていてくれたようです。


っで、私にはその子が
『あ、さっきのおばちゃん、私また落としちゃった。
そしたら別のおばちゃんにも注意されちゃった。
拾わなくちゃいけないよね』 と言っているように思えました。
それでその女の子の「あぁ〜」の後「そうだね片付けようね。今度はえらいね。」
と言いながらその子が落としたものを拾って片付けました。


やっぱり、どんなに幼い子でもどうせ言ってもわからないだろうと
サッサとおとなが片付けてしまって、きつく叱って終わり・・・にするのではなく
知らないことを教えてあげるという気持ちで接すると
赤の他人の私が言うことでも、言葉を話せないくらいの小さな子でも
次の時には少しは進歩しているものなのだということがよくわかりました。


こども絡みの事件が起こると、よく『親だけでは心もとない場合は
社会全体、周りにいる大人達みんなで子供を育てることが必要だ』と言われますが
個人レベルではこんなことくらいが精一杯かな。


しかしお母さん! 長い時間我が子から目を離していると
知らない人に連れて行かれるということもあるかもしれませんよ!!(´A` )/