弥生式か縄文式か?

主人が仕事で使う液体の材料を冬場に凍らせてしまわないために
15年以上前に倉庫に地下穴を掘ってそこに保存しようと穴を掘っていた時
そこから土器のかけらのようなものが2つ3つ出てきたことがありました。


驚いて主人の父に話したら、知り合いに考古学をやっている人がいるので
その人に聞いてみようということになり、このかけらを長岡まで持っていき
見てもらったことがあります。


その結果は
弥生時代から古墳時代にかけて朝鮮半島から製法が伝わった
典型的な須恵器のかけらだったようです。
かなり古いものには間違いないようでした。
5世紀とか6世紀とか??・・・かな?(^ ^;)


きっと利根川流域には太古の昔から人が暮らしていてそういうものは
結構あちこちで見られるのかもしれません。
土の中だけではなく利根川の河原でも土器のかけらを見ることがあります。


そんなことで最初は珍重していましたが、見慣れてしまうと
大切に保管しておくほどのものでもなく感じてきて
外に置いたままになっていました。


・・・何時の間にかどこへ行ったやら、時々外の下流しの周りで
見かけたりしていましたがここ何年か見かけていませんでした。


今日、畑の草取りをしていたら、なぜか端っこのどくだみの大群の中から
その時の土器のかけらが出てきました。
アラッ!! こんなところまで場所を移動していたの?? という感じで
懐かしくてまた拾って置きました。(笑)


これです。
櫛目のような模様が引かれています。