コンクリートブロックには・・・

外構工事によく使われる、穴が3つ穿いているあの
コンクリートブロックには上下があります。


主人の助手を始めて間もない頃、気を利かせたつもりで
主人の手元にブロックを運んだ時、「これ上下逆さまだぞ」と言われ
私の頭の中は???だったことがあります。(^ ^;)
「普通知らないよな」と笑われてしまいましたが
ブロックを扱う仕事をしている者でないと、上下があるなんて
普通わかりませんよね!
そもそも知る必要が無い・・・(笑)
しかしコンクリートブロックにもちゃんと意味があって上下が
あるのだということを教えてもらいました。


あのコンクリートブロックの穴は、縦に切ると長方形ではなく
台形になっています。
穴の径の小さい方が上で、大きい方が下・・・となります。
っでどういう意味があるのか?
これは専門的なことになりますが、簡単にいうと
穴にモルタルを詰めたとき、そのモルタルとブロックが一体化するため。だそうです。
穴が長方形だとストレート過ぎて詰めたモルタルが下方向にズレて
ブロックと肌別れしてしまう恐れがあるためです。
下の段の小さな穴の径の淵に、上の段のちょっと広めの穴に詰まったモルタル
引っかかって留まるように穴がそんな形になっているのだそうです。
間違って逆さまに積んじゃうと、なんかおかしなことになりそうです。(^ ^;)
ちょっとした工夫だと思いますが、考えた人は凄いと思います。