ピアノと平均律の謎!

という本が世の中に出ているようです。


「ピアノはブラックボックス!?
矛盾に満ちた調律作業のなかで考える
平均律の不思議と音楽の魅力!」
こんな見出しを書く人の気持ち、
息子の話を聞いているとわかる気がします。(笑)


ピアノの調律の話は聞けば聞くほど頭の中が ???
でいっぱいに・・・(笑)
奥が深すぎです。 ついて行けません!


ピアノが置かれている場所の環境によって
音や音色がどのように変化してしまうか瞬時にそのピアノの
クセをを掴み、それを計算して調律をする!
演奏会の時など
ピアノが、空調やライトによる過酷な環境におかれてしまう場合
そのピアノの音がどのように変化していくかを考え
全体をいかに綺麗に聴ける音に保てるか、を逆算して
調律をする!
そこまで考え、計算し尽くした調律ができるようになると
もう神様級だとか・・・。
工具を当てる角度、ピンの回し具合、力の入れ具合など
整音の仕方によって、音や音色に微妙に影響が出るらしい。
です。そういうことも計算に入れないといけないらしいです。


ピアノも意外とデリケートな楽器なので
調律した調律師さんの癖みたいなものがそのピアノに
出るらしいです。
お店の売り場に展示してあるピアノの音を聴くと
皆さんそれぞれ、お仲間の誰が調律したピアノか
わかっちゃうそうです。
それもスゴイ!
とても素人には入り込めない世界です!



ピアノと平均律の謎―調律師が見た音の世界

ピアノと平均律の謎―調律師が見た音の世界